伊那市社協職員リレーコラム③「在宅生活を支えるヘルパーの仕事〜ふくじゅ草の咲く山里で〜」

🙂 社協職員によるリレー形式のコラムで身近な出来事をお伝えします。今回のテーマは、「春」です。
先日、訪問介護の仕事について「ヘルパーさんみたいに、人の家に行く仕事なんて無理、ムリ!」と話している方がいました。
実際に働いている者としては「そんなにでもないのになぁ」というのが本音です。
というわけで、今回ヘルパーの仕事の様子を少しだけお伝えしたいと思います。

訪問介護(ヘルパー)の仕事は、介護の仕事の中でも、慣れ親しんだ家・地域で暮らすお手伝いをする「在宅支援」です。内容はいろいろあります(事業内容参照)が、いずれも利用者さんにとって家という安心できる場所での支援です。なので、利用者さんが比較的落ち着いた状態で、私たちヘルパーも支援ができます。

初めてのお家に入る仕事なので多少緊張はしますが、礼儀と家に入れて頂いたことへの謙虚な気持ちをもって伺えば、それほど心配することはありません。「その方にとって」快適だったり楽であったり気持ちよく安全であることを「その方が納得」できるようにお伝えしながら支援を心がけています。仕事というヘルパーの都合もありますがそれは横に携えつつも、正面にいる利用者さん本人と相談し希望をききながら「いっしょに」考えていけば、トラブルもそうは起きません。
また、時々「拒否されるんじゃ?」という事も私たちは訊かれますが、事前にケアマネジャーさんが利用者さんに希望や必要なことを聞き取ってくださっているので、激しく拒否されることはほとんどありません。中にはいろいろと忘れてしまう利用者さんもいますが、「ヘルパー(らしき人)が来るとなんとなく生活が楽」「気持ち良い」とわかると、段々と慣れてきて「待ってたよ〜」とウェルカムな雰囲気になることも多いですね。
どの利用者さんも、ヘルパーが退室する際には感謝の言葉とともに「気をつけて帰るんだよ」「また来てね」といった温かい労いや期待の言葉も下さり、ヘルパーの活力の素になっています。

在宅生活というと一言で済んでしまいますが、家の空気・明るさ・雰囲気・いつもの天井・景色を感じ、地域の中にいるという安心感を私たちヘルパーは守っているのです。

こんな景色の中に身をおけるのも、在宅生活の良さですね。
高遠・長谷は、春が始まったばかりです。
(訪問介護センター高遠)

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