シリーズ発達障害③ 子供と共に歩む 地域の中

😉 自閉症をもつAくん(12)は養護学校の小学部六年生になった。「Aは明るくて、誰とでもすぐに仲良くなれる子なんです。でも、コミュニケーションの障害があって・・」と母親のKさん(40)は話す。言葉にこだわりがあるAくんは、自分がこう言ったら、こう返答してほしいというものがある。自分が納得する返事が得られるまでは、何度も同じ質問を繰り返してしまう。
また、知的な遅れも伴っているため、同じ年齢の子なら「迷惑なこと』『ダメなことだと当然わかっているだろうというようなことでも、わからないことがある。なぜダメなのかを理解することや、理解したことを身につけるまでに時間がかかってしまう。その都度、Aくんに声をかけて話をしている。
Kさんは、こだわりや、ものごとを理解することに時間がかかることで、周囲とコミュニケーションをとることが難しくなっていると感じている。
「発達障害って、目に見えない障害じゃないですか。」さんがぼつりとつぶやく。六年生ともなると体は大きくなり、見た目もどこにでもいる12歳の男の子だ。「私の周りの人たちはのことを知ってくれているんですが、買い物に行ったときとか、どこかへ出かけたときとか・・。ある時、「わがまま』だとか「しつけがなってない」っていうような、あからさまな視線を送られたことがあるんです」外見とくんの行動とのギャップに、障害者であることに気付いてもらえず、さんは愕然とした。「だから、外見からは分かリにくい『発達障害』や「知的障害』をもっ子どもや親が、周囲から誤解を受けてつらい思いをしないように、『おでかけ用ワッペン』を作ったんです」ワッペンをつけることで、周囲の人に障害者であることを知ってもらい、少しでも誤解を軽減させようとするものだ。「このワッペンをつけている子を見かけたら、あたたかく見守ってほしい」。Kさんは発達障害者への理解がすすむことを願う。

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