きらきらちいきびと 住み慣れた地で元気に暮らし続けるために立ち上がった地域人

🙂 「溝ロ未来プロジェクト」は、10年20年後も長谷溝ロ区で元気に暮らし続けていられるよう考えるために、平成27年2月に発足しました。

「買い物支援をはじめたのも、地域の不自由さを未来プロジェクトで拾い出したときに「必要』だと思った。溝ロだから一人ひとりがやっていかなきゃいけないと思った。」と振り返るのは、溝ロ未来プロジェクト代表で移動スーパーとくし丸ニシザワ高遠食彩館「銭屋号」を経営する中山勝司さん。

溝ロ区の高齢化率は37.1%となり、地域の生活支援の仕組みづくりに「待っている余裕がない」という思いがあったと話します。溝ロ未来プロジェクトは、空き家対策や定住促進について考える「空き家・宅地部会」、地域に人を呼び産業や発展を考える「産業」部会、買い物や交通などを含めた生活支援を考える「生活環境」部会の3つに分かれており、中山さんは自宅が「銭屋商店」を営んでいたこともあり、生活環境に関心があったそうです。

移動スーパーとくし丸は公民館の庭や、移動手段のないお客さんのためには家の玄関先で開店することもあり、長谷・高遠町・富県地区を中心に訪問しています。「軽トラ1台分でそこにお店ができる。広いスーパーでは歩くことを負担に思うお年寄りも、トラックのふちにつかまって買い物ができる。『ありがたい」と言ってもらえるのがうれしい。」と話します。しかし、地域には移動販売を必要としている方が多く、中山さん一人で対応している今は、要望があっても応えられず、もどかしさを感じているそうです。

「福祉は善意だけではどうにもならないところがあるのが実情。だけど、誰か動く人がいないと悪い方向に行っちゃう。」そう話し、中山さんは今日も移動スーパーとくし丸「銭屋号」を走らせます。

(取材平成30年5月 地域福祉係 石川裕美)

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