伊那市社協職員リレーコラム⑦「利用者さんは人生の先生〜にぎやかな夏から実りの季節へ〜」

🙂 社協職員によるリレー形式のコラムで身近な出来事をお伝えします。
今回のテーマは「アツイ夏」です。

こんにちは。訪問介護センター高遠です。
朝晩の風に少し秋を感じるようになってきました。とはいえ、まだ日中は暑い日があります。ヘルパーも水分補給をしながらお盆も訪問しました。
お盆中は高遠・長谷地区も普段より多くの車が走っており、地元のスーパーも帰省中の方を含め多くのお客様でにぎわっていました。

そんな高遠・長谷で訪問介護をご利用いただいている方にはご高齢の方が多く、それぞれ「人生の先生」のような方たちです。特にコミュニケーションの豊かさに驚かされることが度々あります。お断りされる時でも単に「イヤ」とおっしゃるのではなく、相手(ヘルパー)の気持ちに配慮して感謝の意を伝えつつやんわりお断りされるのです。

ある認知症のご利用者さんが昔の事を現在の事としてお話している時のことです。いつもよりさらに若い頃の話をしており、ヘルパーも普段との違いを感じながら「そうなんですね」と簡単相槌をうったところ、その方はその話題を止めて他のお話を始められました。ヘルパーもそれほど不自然な対応をしていないと思いますが、ご利用者さんは自分の言っていることも含めて何かを感じとり、話をやめてしまったのかなと感じました。
ヘルパーの仕事はご利用者さんと協同で行うことが多く、コミュニケーションを大切にしており、自然と利用者さんの心に触れる機会が多くなります。高齢のご利用者さんは、特に戦争やその影響の濃い時代を生き抜き、様々な経験をされています。私たちヘルパーもご利用者さんの通ってきた道・思いに触れ、人生について考えさせられることもあります。

お盆が過ぎ、暑い夏からいよいよ実りの秋にむかっています。
『実るほど頭(こうべ)をたれる稲穂かな』
あるご利用者さんに教えていただいた言葉ですが、この言葉を思うと、、私たちヘルパーも自然と頭が下がります。

(訪問介護センター高遠)

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